事例紹介

case study

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東京デザイン専門学校様
『オープンキャンパスブック』における
クリエイティブ事例

2012年からクリエイティブを手がけさせていただいている東京デザイン専門学校様のオープンキャンパスブック。おかげさまで長く担当させていただいており、ちょうど10年目を迎えた2022年度版は、アートディレクター笹原雄太による企画とキャッチコピー、デザインが採用されました。

 

心を動かすクリエイティブ

オープンキャンパスブックは学校案内と同梱されるもので、入学を検討されている方が学校見学やデザイン体験ができる学校説明会「オープンキャンパス」の案内冊子です。毎年オリエンをいただいてから、テーマの把握と課題を抽出し、直近の入学状況や傾向などのヒアリングを行い、企画を考え5〜7案程度をご提案させていただき、実制作をさせていただいています。 企画を考える上でいかに入学検討者の「心を動かす」ことができるのかということが重要な課題と考えており、表紙とめくった見開きページの2ステップで文字とデザインの相乗効果を狙えるような仕掛けを施しています。

 

発信者と受け手の双方の想いに寄り添う

採用されたキャッチコピー「MICHIひろがる。」は「道」と「未知」の意味をかけたもので、入学検討されている方々の不安な気持ちを払拭させ、期待や可能性が広がっていく前向きな言葉を用いました。そのコピーを受ける形で、新たな道に進もうとしている人の背中をそっと押してくれるようなボディコピーでまとめ、ビジュアルはワクワク感と知的さを共存させた絶妙なデザインで、表紙をめくると奥行きのある空間が広がることで言葉との相乗効果を最大限に狙っています。発信者と受け手の双方の想いに寄り添ったクリエイティブを心がけています。

  • 「さぁ、扉を開こう。」という表紙のコピーで、一歩踏み出すことを後押しすることと、冊子のページをめくる動機付けになることを狙っています。

  • 表紙のみ長辺を3cm短くし、次の中面ページの右端の一部を見せつつ、イラストを繋げています。表紙を開くと奥行きが広がる仕掛けとなっています。

  • 文字とデザインで期待や可能性が広がっていく将来を表現しつつ、デザイン学校らしい佇まいを意識して制作しました。

    Client : 東京デザイン専門学校
    Creative Director : 西野純子
    Art Director : 笹原雄太
    Designer : 笹原雄太・村田沙樹・深澤奈緒
    Copywriter : 笹原雄太・清岡功二郎
    Creative Manager : 清岡功二郎

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