2025.08.28
広報Blog
日々

時には自然に触れることで
この夏は、沖縄と勝浦に旅行に行ってきました。
何もしなくても、ただそこにある。自然の大きさを改めて感じました。人間の存在なんて、豆つぶみたいにちっぽけですね。
身体を使って情報を受け取る
目の前に広がる水平線を見て、波の音を聞いていると、都会で生活している時には決して感じられない「自然」や「生」を感じました。
途方もなく大きなものを目の前にすると、自分の小ささを実感して、畏敬の念が湧いてくる感覚があります。さらに、自分が抱えている問題が俯瞰して見える。自分が小さくなって消える。余計なことを考えなくなり、思考が整理される。波の音と動きがストレスを軽減していく。
いくら頭を使っても理解しきれない存在を目の前にして、身体を使って情報を受け取るしかない状態といいますか。自分も、より大きなものの一部でしかないんだなと。
普段の生活では湯水のごとく情報を浴びて、なかば強制的に何かを考え、常に頭が働いている状態にあります。本当は考えなくてもいいことまで考えてしまうことも多いように思います。そんな中、圧倒的な自然の中に身を置いてみて、めちゃくちゃ気持ちがスッキリしました。
とはいえ頭も使っていく
一方で、情報化社会に生きている私たちにとって、頭を使って考えることは大事です。仕事をする上で、日々の情報収集も、トレンドにアンテナを張っておくことも大事なことです。
むしろ、商品やサービスのクオリティでは差別化が難しくなってきた現代において、その商品にかける想いや背景、物語がより重要になってきていると思います。どうすればその商品の魅力が伝わるか、とことん頭を使って考えるのが僕たちの仕事です。
大事なのはそのバランスなのかなと。ミクロとマクロの世界を行き来する。仕事で目いっぱい頭を使い、時には自然に触れて心と身体を解放する。情報を吸収するために一度頭を空っぽにする。そうすることで心身ともに健康を保てるのではないかと、旅行を通じてそんなことを感じました。
次は登山に挑戦してみようかな。
定期的に自然の中に溶け込みたいなと思えるような、良い旅でした。