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2024.01.31

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面接は、選び、選ばれる場

今回は、新卒採用の面接官を担当してみて感じたことを書きたいと思います。

 

2024年度の新卒の募集職種が「グラフィックデザイナー」に加えて「グラフィックデザイナー兼クリエイティブマネージャー」だったこともあり、社長、アートディレクターと共に面接官を担当しました。

 

僕が「コピーライター兼クリエイティブマネージャー」としてi:stに採用されたのが去年の2月。そこから約半年でチーフに昇格し、9月から始まった新卒採用の面接官として、応募してくれた学生の話を聞きました。

 

弊社HP Recruitより

 

 

面接は、選び、選ばれる場

 

今回初めて面接官をしてみて感じたのは、面接=入社してほしい人を選ぶ場であると同時に、入社したい会社を選ばれる場でもあるということ。

 

人には誰にでも長所と短所があり、それは会社にも同じことが言えると思います。誰にとってもいい会社なんてものは存在せず、誰かにとって最高の会社が、他の誰かにとっては最低の会社ということだってあり得ます。全ての人に好かれることはできません。

 

例えば、「年功序列に縛られずとにかく若いうちから大きな仕事を任せてもらいたい」というAさんと、「仕事はそこそこでいいから定時にあがれてプライベートを大事にしたい」というBさんでは「いい会社の条件」は全く異なるでしょう。

 

どちらの考えも尊重されるべきで、否定できるものではありません。大事なのは、個人の考え方と、会社の考え方が「合うかどうか」の1点のみです。

 

ここではわかりやすく極端な例を挙げましたが、細かな条件を含めると、お互いが求めるものは非常に多岐にわたります。もちろん完璧にマッチするケースは稀で、譲れる部分と譲れない部分のグラデーションで判断していくことになるのが普通だと思います。

 

 

面接する側、される側

 

なので、面接の場でこちらが出来ることといえば、会社の考え方、事業内容、組織文化などをなるべく正確に言語化し、きちんと伝えること。そして、応募者の方の考え方、人間性、適性などをその場の空気に合わせて質問をしながら、しっかりと聞くこと。

 

その上で、大事にしていることが合う人を採用できれば、この先お互いにとって満足のいく形で仕事をしていけると思います。特に今回僕はデザイナー以外の目線で、スキルではない部分を見る役割として面接に臨んだので、以上のようなことを重視しました。

 

もちろんデザイナーとしての資質は、社長とアートディレクターにしっかり見てもらいました。弊社が手がけているパッケージなどのクリエイティブを魅力的に感じるかどうかも、応募者の方からしたら当然大切な要素になってきます。対面で面接をした方にはプチ会社見学をしてもらい、過去手がけたクリエイティブを見てもらったり、会社の空気感や雰囲気を感じてもらいました。

 

言葉で伝えることと、言語化しにくい会社の空気感を肌で感じてもらう。その両方を感じてもらいながら、こちらが一方的に選ぶ場ではなく、選ばれる場でもあると認識した上で面接に臨んだ数カ月でした。

 

 

全てはつながっている

 

これは約1年前に面接される側にいた経験が大きいかもしれません。そう考えると全てはつながっていますね。HPをリニューアルし、会社の情報を発信した方がいいと思ったのも、思えば面接される側としての意見でした。

 

そして広報を兼任することになり始めたこのブログで、面接する側として新卒採用についての記事を書きました。

 

ついこの間面接される側だったのが、半年後には面接する側に回り、さらにそこから約半年経っているなんて、時の流れは早いですね。あと2ヶ月もあっという間なんだろうな。

 

ということで、新しい風が入って来る4月が今から楽しみです!

 

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