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2025.11.06

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マンズワイン様勝沼フェスタ
に行ってきました

11月3日は、山梨県産ワインの新酒解禁日。
この日に合わせて開催された、マンズワイン様の新酒「プリムール」解禁イベント「勝沼フェスタ」にお伺いしてきました。

 

マンズワイン様のサイトから引用

 

文化の日は「晴れの特異日」とも言われますが、今年もその名の通り、少し小雨が降る時間もありつつ、秋晴れの心地よい一日。外でワインをいただくにはぴったりの気候で、午前中から多くの来場者で賑わっていました。

 

 

 

 

 

今回解禁となった新酒「プリムール」のラベルデザインを、私が手掛けさせていただいています。

 

 

•甲州 プリムール2025(白)
•マスカット・ベーリーA プリムール2025(赤)

 

いずれも山梨県産の、日本固有品種のぶどうから造られた新酒です。
解禁日に初めていただくこの瞬間を、毎年とても楽しみにしています。今年もさっそく、両方を試飲させていただきました。

 

甲州プリムールは、ほのかに黄みがかった色合いで、甲州らしいクリアで透明感のある味わい。甲州ワイン好きとしては、たまらないおいしさでした。
マスカット・ベーリーAプリムールは、屋外でグラスに注ぐと、太陽の光を受けてルビーのように輝きます。果実のベリー感とフレッシュな香りが広がり、こちらも新酒らしい華やかさを感じました。

 

 

 

フェスタでは、ワイナリー内の芝生エリアにビニールシートを広げ、チーズの盛り合わせなどを注文して、ゆったりと新酒を堪能。外の空気とワインの香りが相まって、まさに秋の贅沢なひとときでした。

 

また、ワイナリーの地下ではハイレンジのワインをグラスで味わうことができ、このフェスタ限定でいただけるワインもありました。落ち着いた雰囲気の中で、じっくりと味わう時間を楽しむことができました。

 

 

 

 

ラベルデザインに込めたもの

 

この「プリムール」のラベルデザインは、新酒の持つフレッシュさや、解禁を祝うお祭りのような高揚感を表現するため、カラフルで華やかな印象に仕上げました。2023年から継続してこのデザインを採用していただいており、大変ありがたく思っています。

 

詳細は →マンズワイン公式オンラインショップ「プリムール2025」

 

売り場には、マンズワイン様の代名詞である「ソラリス」シリーズをはじめ、さまざまなラインナップが並びます。
その中で「あまつひ」シリーズ、「酵母の泡」シリーズ、「山梨」シリーズ、「Chikumagawa」シリーズなど、私がラベルデザインを担当させていただいた商品も多く、ずらりと並ぶ様子を拝見して感慨深い気持ちになりました。

 

 

手掛けさせていただいたラベルデザインは、ぶどうの品種や産地の自然、造り手の想いを丁寧に伺い、そこから得たイメージをモチーフとして形にしています。

 

 

日本のものづくりから学んだこと

 

マンズワイン様のお仕事を通じて、ぶどうの栽培から醸造までを手掛けていらっしゃることを知り、多くのことを学ばせていただきました。この分野に携わらなければ知り得なかった世界であり、日本のものづくりの奥深さを感じる貴重な経験でした。日本で育ったぶどうを日本で醸造し、日本の食卓に寄り添うワインとして仕立てる――その過程にある「技術と情熱」に触れながら、私自身の制作姿勢にも大きな影響を受けています。

 

 

醸造家の方々からお話を伺う中で、ワイン造りにおけるロジカルな思考と感性の融合に共感する部分も多く、デザインにおいても通じる点が多いと感じました。これからも応援の気持ちを込めて、造り手の方々の想いを受け手の方々へと丁寧に届けていけるよう、ひとつひとつの制作に真摯に向き合っていきたいと思います。

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