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2023.11.29

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「なごみの和紅茶」で
一息入れてみませんか

ちょっと寒くなりましたね。

そんな日にぴったりの 「なごみの和紅茶」のデザインを私が手掛けさせていただきました。

 

 

高校の同期で部活仲間の髙橋有子さんが立ち上げた「高橋紅茶店」の最新作の紅茶シリーズです。

 

「高橋紅茶店」ブランド立ち上げ時から、社名やブランドロゴ、紅茶ラベル、リーフレットなどをデザインやコピーでお手伝いさせていただいてきました。(→コチラ) 髙橋さんは部活時代からとにかく努力家で、大学も体育会に入っていたし、卒業後某大企業に勤め、看護師に異業種転向し、今は紅茶インストラクターでもあり自分の紅茶ブランドショップを展開している「信念の人」で本当に頭が下がります。

 

高橋紅茶店の出店(タマガワグリーンマーケット)にお伺いしてきました。

 

和紅茶についてあまり詳しくなかったのですが、デザインを手がけさせていただき、髙橋さんの紹介文を読んでいろいろと知ることができました。以下、髙橋さんの文章を引用させていただきます。(以下引用)

 

 

何年も構想にあったものの、なかなか形にならなかったのですが、やっと中も外も満足のいくものができました。

(中略)

和紅茶はスイーツはもちろん、食事にも合いやすいのも良い点で、そのまま飲むのはもちろん、ノンアルコールのカクテルに使ったり、抽出したものを瓶詰めにして高級レストランでペアリングをしていたり、このところは海外からの評価も高いです。

 

その高評価な農家さんのひとり、静岡の農薬不使用栽培のパイオニアである益井園さんの紅茶をひとつ使わせていただき、もう一種類の紅茶も偶然良いご縁がつながりました。

 

パッケージは惚れ込んだ作家さんに拝み倒してオリジナルの切り絵を作っていただきました。それをいつもデザインはおんぶに抱っこの西野純子さんに素敵に仕上げていただき、めっちゃ素敵なラベルになりました。

 

 

切り絵の世界観を生かし、ラベルとして成立させる「デザイン」

 

今回は切り絵作家さんの作品をメインに、着彩したり文字を入れたりフレームを作ったりしてデザインの部分で携わりました。

和紅茶という言葉から、打合せ時に「「和」なので「なごみ」の文字を重ねてはどうか?」と提案させていただいたのですが、実際に私がデザインするときに要素過多かなと思って外してデザインしていたら、髙橋さんから「なごみ」を入れたらダメ?と聞かれ復活させた、という経緯があります。デザイン案は数点作成しましたが、最終的に花札風のデザインに決まりました。切り絵の「黒」の色や、日本的な赤や円が活かせるデザインになったと思っています。「デザイン」とは、イラストや絵ではなく、伝えたいことを伝わるようにビジュアルや文字といった情報を整理して構築することだと考えています。

 

切り絵をベースにデザインを検討していきます。

最終的に決定したデザインです。
切り絵のすてきな印象を保ちながら、花札風のデザインをしてみました。
外国の方にも知っていただけるように英文も入れています。

 

 

クリエイティブによって新しいものを生み出すということ

 

そんなふうに、いつもお互いに意見を言い合いながら創り上げているのです。「おまかせ」ではなく、髙橋さんの想いや信念に沿って私がデザインやコピーを投げて、また投げ返してもらってアウトプットしていく、という感じです。投げるボールが、パスだったりアシストだったり・・。

それも部活仲間というのもあるんですが、形にしていく上で妥協せず目標に向かっていく根性と、チームで成就しようとする部分もあるのかな、と思っています。クリエイティブで何かを生み出すときにはこのマインドは重要だとつくづく感じます。

 

最終的に「なごみの和紅茶」となったのですが、実際の紅茶もやさしくて、ホッとする味わいで、ネーミングとぴったりでよかったと思っています。

 

 

ぜひ、これからの寒い季節に、なごんでみてはいかがでしょうか?

 

高橋紅茶店のサイトはコチラ

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