Blog

2022年までのBlogはコチラ

2025.01.27

社長Blog

思い

働き方

社長Blog

デュアルキャリア

昨年末の12/28に横浜GRITSという

プロアイスホッケーチームの試合を観にいってきました。

 

 

 

人生初のアイスホッケー観戦

 

いつもお世話になっている高橋紅茶店店主のご主人の髙橋さんが、

このチームの活動支援に関わられていることから、

お声掛けいただき伺わせていただきました。

 

もともと私は学生時代運動部だったので、スポーツや試合を観ることは好きでしたが

アイスホッケーはテレビで少し観たことはあっても、ルールもわかっておらず

リアルは初めてだったのでとても楽しみにしていました。

 

ホームのKOSÉ新横浜スケートセンターで行われた

H.C.栃木日光アイスバックス戦。

迫力のある試合展開でこんなにハードなんだ、とびっくりしました。

 

氷上では6対6で行われ、動きが激しく1分で疲れてしまうので

分刻みにどんどん選手が頻繁に交代したり(交代回数も無制限)、

反則をすると退場させられて、ペナルティーの部屋に入れられてしまうこと、

退場時間もペナルティーの種類によって2分とか5分とか異なり、

その間は代替選手を入れることができなかったり、と

だいぶルールが厳しいな、と思いました。

 

私が高校時代にバスケ部だったので、オフェンス・ディフェンスの体制や

シュートして得点するという仕組みは似ているのですが、全く別物でした。

 

パックがリンクの外に飛んできたり、スティックが折れて飛び散ったり、

激しくぶつかり合ったり、まるで格闘技かと凄まじく・・・。

なにも知識がなく行ったのですが、それでもとても楽しめました。

 

 

試合は2−3で惜しくも負けてしまい、

H.C.栃木日光アイスバックスがジャパンカップ2024で優勝しました。

 

 

デュアルキャリアで競技活動と仕事を両立

 

日本では4チームしかないプロアイスホッケーチーム。

横浜GRITSの選手の方たちは、他のチームと違い

みなさんがデュアルキャリアだそうです。

 

チームのサイトに書かれていた理念から引用します。

 

「競技活動と仕事の両立」という働き方改革によって、スポーツ選手を目指す子どもたちに夢と希望を与えるロールモデルになります。こういった形で先駆者を輩出する「デュアル・プロ育成モデル(DPM)」の確立もあわせて進めます。

 

これにはすごく私自身が興味を持っており

実際にプロのスポーツ選手のセカンドキャリア問題も絡み、

いろいろと話を聞きたいと思っていたところ、

先日の1/15にzoomイベントがあり、その話を聞く機会に恵まれました。

 

 

日本キャリアデザイン学会主催「キャリアデザインライブ!」において、

「プロアイスホッケーチーム『横浜GRITS』の活動」をテーマにお話を伺えました。

日本キャリアデザイン学会に所属していらっしゃる髙橋さんが「聞き手」として参加されることと、

非会員でも視聴できることもあり参加させていただきました。

 

登壇者の方々はGMの御子柴さん、リアルでデュアルキャリアを実践している

選手4名(運上さん、濱島さん、権平さん、務台さん)が参加し、

デュアルキャリアのホンネをお聞きすることができました。

 

この難しい課題にチャレンジしている理由、選手視点で横浜GRITSを選んだ理由や

デュアルキャリアをしている上でのホンネ、これからのチームの未来など。

 

「スポーツでも一流、仕事でも一流」を目指されているところから

タイムマネジメントというのがみなさんの大きなキーワードのようで

練習をしながらフルタイムの仕事を両立されていらっしゃいました。

すごく大変だろうなと想像し、

その中で頑張っているみなさんを応援したくなりました。

印象的だったのは デュアルを実践している理由の一つとして

「いろいろな視点を持ちたい」「一つではなく様々なことをやりたい性格だから」

ということを仰っている選手もいらっしゃったことです。

 

 

「キャリアデザイン」はもっと自由であっていい

 

i:stは、私自身が異業種転向で今はプレイングマネージャーですし

ブログ執筆を一緒に担当している長澤はプロバスケット選手から

セカンドキャリアとして異業種転向、

経理担当は現役ヴァイオリニストとのデュアルキャリアです。

外部スタッフとして、元i:stの異業種転向→デザイナー兼経理で二刀流だった人も、

退職後も長きにわたりデザインを手伝ってくれていたり、

今は毎月のクリエイティブマネージャーの仕事をリモートで手伝ってくれています。

 

10数名の少ない人数にも関わらず、創業時はほぼ全員が異業種転向でしたし、

その後も多種多様な経歴を受け入れ、デュアルなどの働き方を推進してきましたので、

私自身は「キャリアデザイン」はもっと自由であっていいと

考えている方ではあるのですが、

プロスポーツとフルタイムの仕事の両立はさすがに想像を超えていました。

 

でも、自分がやりたいことを叶えていくために、

それも選択肢の一つと考えることができるのはとてもいいことだと思いました。

プロスポーツにかぎらず、音楽やアートなど、

さまざまな活動をしていくために社会の仕組みも含め、

いろいろな選択肢がある世の中になるといいと感じています。

 

i:stは小さい会社ではありますが、

いろいろな働き方を模索したり導入していくことを、

率先してやってきましたが、これからも実践していきたいと考えています。

会社の規模で良し悪しを考えるのではなく、

「常によりよい形を追求し、実践していく」「誇れる仕事の仕方」ということを

時代に合わせながら目指していきたいです。

 

i:stの企業理念のひとつに「やわらかくとんがる」というのがあるのですが、

これは「i:stの人」に焦点をあてています。

常識や形式にとらわれず、時代や環境に柔軟に順応しながら、とんがっていく。

自由な発想の働き方も、そのうちのひとつだと思っています。

 

今回の横浜GRITS観戦とzoomイベント参加は大変有意義な時間となりました。

ありがとうございました。

 

 

一覧へ戻る